えーこのドラマ記録

趣味の海外ドラマ(たまに日本ドラマ)のネタバレと感想を綴るブログ。最近は中国ドラマにどっぷりハマっているので中国ドラマ記事が多め。

「人生がときめく片づけの魔法」まとめと感想

フルタイム共働きを続けて早2年ちょい。働いている間はバタバタしていてとてもじゃないけど家をキレイにできてなどいませんでした…特にどんどん増えていく子どものおもちゃ。第2子の産休に入って少し片づけてみようかと重い腰を上げたら出てくるいらないものたち…でもただ片づけただけではまた繰り返すのでは?と思って、今さらながらこんまりさん(近藤麻理恵さん)の「人生がときめく片づけの魔法」を読んでみました。

目次

まとめ(本書ネタバレあり)

まとめの部分に書いたことは私が自分がこれをやりたい!と思った部分です。片づける対象ごとにいろいろなアドバイスが書いてあるので、ぜひ読んでみると参考になる部分が見つかるのではないかと思います。

じつは「場所別・部屋別に片づける」は、片づけをするうえで致命的な誤りなのです。(中略)「今日は洋服」「明日は本棚」というふうに「モノ」ごとに片づけをすすめていくようにするのです。(本書P.40ー41)

「捨てる」作業が終わるまでは、収納について考えてはいけないのです。(中略)片づけのコツは「一気に、短気に、完璧に」。そして、「まずは「捨てる」を終わらせる」。(本書P.54)

捨てるためのステップ

  1. 片づける目的を考える
    単純な目的ではなく、片づいた部屋で何をしたいのかショールームを見るなどして具体的に考え、どうしてその部屋にしたいのかなぜを3回以上繰り返す。

  2. カテゴリごとに一気に一箇所に集め、1つ1つ手に取ってときめかないものは捨てる。捨てる順番は衣服→本類→書類→小物類→思い出の品。

各種類の片づけ法

  • 本類で未読、途中まで読んだ本は捨てる。続きを読む「いつか」は来ない。また勉強類の本も「いつか勉強する」は来ないので捨てる。

  • 残す書類は未処理(空っぽが前提)・保存(契約書)・保存(契約書以外)の3種類で、それ以外はすべて捨てる。

  • 収納は一点集中収納法。夫のもの、子どものもの、それぞれ一箇所に集める。

    散らからない部屋を目指すのであれば、細かい行動動線に応じた収納を考えるより、どこに何があるかわかりやすいことのほうが、はるかに大事。(本書P.188〜189)

  • 調味料はコンロの周りに置くと油まみれになるので、きちんと収納場所を決める。

  • 鞄の中身についても収納場所を必ず決めておく。すべてのものに定位置を決めて、そこに片づけられる環境を作っておく。一気に片づけが終わったら、その定位置に戻すだけで片づけは終わる。

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感想

まず前書きで

家の中を劇的に片づけると、その人の考え方や生き方、そして人生が劇的に変わってしまう(本書P.3)

と書いてありました。理由としては

片づけをしたことで「過去に片をつけた」から。その結果、人生で何が必要で何がいらないか。何をやるべきで何をやめるべきかが、はっきりわかるようになるのです。(本書P.4)

とのことです。

つまり”自分がときめくもの”だけを残すことで、自分が何をしたいのか目に見えてくる、片づけることで何がどこにあるのかわからない、探す手間が掛かるストす。まだ試していないのでわかりませんが、本類の片づけは自分が何をしたいのかわかる指標になりそうだと思いました。仕事で悩んでいる部分があったので、ここは早速試してみたいと思います。

しっくり来なかった部分がここ。衣類の収納はハンガー掛けではなく畳んで行うべき、という理由が畳んだ方が量が収納できるという部分は納得できたのですが、

洋服をたたむことの本当の価値は、自分の手を使って洋服に触ってあげることで、洋服にエネルギーを注ぐことにあるのです。(中略)日本人には「たたむ遺伝子」がもともと備わっていると、私は確信しています。(本書P.102〜103)

理由がものすごくスピリチュアル…この片づけ法の本は日本人専用なの?と思うほど。共働きとしては家事の手間を減らしたいので収納スペースがあればできれば干したままの形で片づけられるのが理想。むしろいらないものをしっかり片づけてハンガー掛けで十分!と言われる方がよかったです。この点は非常にがっかりしました。まぁ全体的にこういった部分が見られる本書。他はまあなんとなく理解できるな〜でさらっと読めたのですが、どうしてもここだけ気になりました…こういうのが苦手な方は元々この本は合わないかもしれません。例えば毎日使ったものにお礼を言うことで物も十分その役目を果たしてくれる、といった記載もあります。そういった記載以外は片づけとしては有用だと思ったので、その部分に目を瞑れば役に立つのではと考えています。

今はとにかく実践する日を決めて片づけてみたいと思います。頭の中にはすでに捨てたい対象が溢れています。また試したらブログに書きたいと思います!

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