えーこのドラマ記録

趣味の海外ドラマ(たまに日本ドラマ)のネタバレと感想を綴るブログ。最近は中国ドラマにどっぷりハマっているので中国ドラマ記事が多め。

アラフォーが胸キュン涙した『愛の不時着』感想

王女未央の記事で、恋愛ドラマは基本的に観ないと書きました。
ですが、そんな私も観てしまった今話題のドラマ『愛の不時着』。
観ようと思った理由はもちろんNetflixでランキング1位~5位をずっとキープし続けていることと、珍しく本垢のフォロイーさんが何人も話題にしていたからでした。
年も近いはずのフォロイーさん達がこぞって絶賛しているので、観ようと思いたち観始めました。
「胸キュンなんぞ、結婚して子どもいる私にはいらないわ!!」と思っていたものの、実際観てみて胸キュンするのはいいもんですね。
前言撤回します。
でも、このドラマが胸キュンドラマだけだったらおそらくはまらなかったと思います。
そんなドラマの魅力と感想をこの記事で語っていきたいと思います!!
ネタバレも多量に含んでますので、観ていない方は観てから読みに来てくださいね!

https://music.apple.com/jp/album/flower/1492412464?i=1492412465&uo=4&at=1000l9EK

OST(オリジナルサウンドトラック)も最高で、iTunesストアで曲を買って聴いてます!

リ・ジョンヒョクとユン・セリの胸キュンポイントと恋に落ちた経緯を考察する

実はリ・ジョンヒョクとユン・セリパート・第5中隊メンバーパート・北朝鮮のおばさまパートをいいとこ取りして2周目を観てます。
1話が約1時間〜2時間と長いので、時間の制約上まるまる2周はできなくて効率的な観方をしてます。
最初初めて観た際は、実はリ・ジョンヒョクがユン・セリに惚れた理由がさっぱりわからなくて…
だってユン・セリってお嬢様なのもあってわがままじゃないですか?
最初の頃はそういった点がよく見えたので、恋愛初心者の”母胎ソロ”だったから恋愛に免疫がなくてそうなったのか?なんて考えてました。
まあ後々結局2人は運命の相手だったことがわかりますが、リ・ジョンヒョクがユン・セリに惚れた理由にやはり少し納得感がなかったのは事実です。
ただ、2人のパートを中心に観直してわかったことがあります。
私がどんだけ理解力ないんじゃ…って感じですが、胸キュンポイントとともに2人が恋に落ちた経緯を考察してみたいと思います。

第1話

ユン・セリが北朝鮮に落ちた回。
ここでのユン・セリの印象ってリ・ジョンヒョクから観たら「やばい奴」。
でも1話が終わった後の裏側のお話を観ると、リ・ジョンヒョクがユン・セリをかわいらしく観る一面が垣間見れてここからすでに警戒はしてたけど好意は持ってたんだな、というのがわかりました。*1
リ・ジョンヒョクの胸キュンポイントってかっこいいのにかわいさが垣間見られるところですよね。
軍服でキリッとしててかっこいいのに地雷ふんじゃうところとか(笑)
ユン・セリの魅力はここから溢れてて、あの表情豊かで人を巻き込む力があるところがすてき。
でもあんなにかわいくなかったらここまで好意は持たれてないだろうな、と思ってます。

第2話

ここからはユン・セリと第5中隊メンバーもがっつり絡み出します。
この話での印象が強く、やはりユン・セリがわがままだなと感じます。
実際…

  • リ・ジョンヒョクと第5中隊メンバーを脅して韓国へ帰してもらおうとする
  • 肉をねだる
  • 肉の焼き方もリクエストする
  • シャンプー・リンス・ボディウォッシュ・アロマキャンドルをねだる

など…
北朝鮮に不時着して困ってるとは思えないのがすごいです(笑)
こういう順応性と天真爛漫さがユン・セリの魅力なのですが。
これをブサイクな人(顔というよりやり方がヘタクソな人)がやると、絶対反感買うだろうな〜と思うわけです。
かわいいは正義ではないけど、やはりうまく立ち回れる魅力というのがありますよね、出会って間もないならなおさら。
その魅力をソン・イェジンさんがとても上手に演じてらして、わがままだと感じつつもどこか憎めないんです。
このドラマがおもしろいのも、そういった俳優さんの演技力の高さがあるように思います。

ただ、この後停電してしまって泣いてしまうユン・セリ。
あんなに傲慢だったのに素直にポロポロ泣かれると、キュンとしてしまうと思います。
強がってただけなのね、と。
第5中隊員は、韓国でユン・セリが泣くのを見るまで強い人だと思ってたけど、リ・ジョンヒョクはユン・セリの弱さも見ていたから、元は運命とは言え好きになるところがお互いわかりやすかったなーと。
リ・ジョンヒョクに惚れる理由の説明はいらないと思う(笑)
だってあんなに優しくて守ってくれる人がいたら惚れない人なんていないでしょ。
しかも顔が好み(笑)

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第3話

第2話の終わりで11課に所属する婚約者だと紹介したリ・ジョンヒョク。
ここで2人の形ができてしまいます。
周りから婚約者として見られてしまうので、これによって2人は「婚約者を演じる」ことになりつつも、それによって婚約者であるような錯覚に陥る=実際に恋に落ちる土台が整ってしまったと思います。
ジュモクが韓国のドラマで説明していた通り、2人は例外なく恋に落ちたわけで(笑)
実際、婚約者だと言ってから2人のスキンシップが増えてるんですよね。
周りにセリがどう見られるか気にして髪を結んであげるリ・ジョンヒョク。
周りの人に自分の愛され具合をアピールしたくて頭を撫でてもらったり、自ら触れに行くユン・セリ。
この辺も仲を深めていくきっかけになってるな、と。
そして泥棒が入ってお互いの優しさを知り、ユン・セリからの授賞式ではリ・ジョンヒョクは拗ねるものの、ちゃんとお礼をしてくれたことに内心はうれしかったのではないかと思います。
だってちゃんとトマトに言葉10個かけてたし(笑)
そんなリ・ジョンヒョクの優しさは船渡しの時も発揮されて、ちゃんとついて行ってあげるのがいいよね〜
これでユン・セリは助けられたわけですから。
そしてやってきた、ジュモクの言う例外はない「口づけ」。
まあ、これも決定打でしょうねぇ。
気になるきっかけをさらに作ったわけですから。
しかも吊り橋効果が高い感じで(笑)

第4話

「ちゅー」をした後、ユン・セリが危なっかしく帰ろうとするもんだから、余計に彼女が心配になるリ・ジョンヒョク。
勝手にパラグライダーで帰ろうとして、2人で抱き合ってパラグライダーに乗ることに。
そしてここからお互いの行動を第5中隊員から聞くことでさらに恋愛のワクワク感?が増しましたね(笑)
お互い意識し合っちゃう。
ユン・セリは第5中隊員に「ユン・セリを守れ」と言われて喜び、リ・ジョンヒョクは自分の昇進のために動いてくれて喜ぶ。
まあリ・ジョンヒョクの場合はその理由まで暴露されてたけど、権力がないと思われて少しご機嫌斜めなご様子。
やはり気になる人にはいい風に思ってもらいたいもんねぇ。
で、やっぱりユン・セリが心配なリ・ジョンヒョクは、偶然を装ってヨンエさんの祝賀会から帰るユン・セリを自転車に乗せて帰る。
まあまあ、かわいいこと(笑)
やや子どもに接するようなところもあるけど、もう守ってあげなくなっちゃってるんだよねぇ。
で、自転車で2人乗り。
本当、カジュアルになんでもないのにくっつく2人。
普通はしないよねぇ〜
お互い嫌だと思ってないもんね。
その後貝プルコギ食べてる時にちらちらユン・セリを見てるリ・ジョンヒョクがかわいい。
やっぱり気になってるんだよね〜
もうこの時点では恋に落ちてるね。
…とここまで考察してみて、やっぱり決定打的なのはなくて、元は運命でお互い好みだったのにプラスして、いろんな吊り橋効果が高いイベントが起こって意識し始めた感じかな、と結論づける。
実はこのブログ書いているのはいいところ取りしながらの3週目観てるんですが(笑)
3周目で初めてどこで好きになったとかはっきりわかったかも。
何回観てもおもしろいね。

なので、ここまでで考察としては一旦完了してよいのですが、胸キュンポイントは多々あるので気が向くままに書いていこうかな〜と思います!

そして翌朝もうユン・セリに対する優しさが全開になったリ・ジョンヒョクはユン・セリにコーヒーを作ってあげる。
そんなリ・ジョンヒョクに勘違いするようなサインを送るユン・セリ。
ジュモクに聞いて好きになったというサインだと勘違いしたリ・ジョンヒョクの内心はおそらく「あれ?向こうも俺のこと好き??」か、自分の気持ちに気づいてなくてただドキドキしてるだけですね(笑)
後々母胎ソロだとわかるリ・ジョンヒョクですが、初めての恋だから気になってしょうがなかっただろうなぁ、と(笑)
そして罪作りなユン・セリ。
私もこのサインは意味を知らなかったのでなんなのかさっぱり。
ジュモクが韓国でユン・セリに騙されるまで意味を知りませんでした。
韓国の方はみんな知ってたのかしら?

そしてやって来たライバル(笑)
いや、ライバルと言っていいのはソ・ダンよね。
もうめっちゃ恋愛ドラマの王道いってるよね。
お互い意識し始めたところにやってくる本物の婚約者。
ただね、私が最初に考えてたライバルと全然違くて。
まあ確かにユン・セリを離そうとしたわけですが、それも結局は2人の恋の邪魔にはならなくて。
ソ・ダンのことは全然憎めなかった。
むしろ後で語りますが、私は1周目の時途中からク・スンジュンとソ・ダンの2人がうまくいって欲しすぎて、あの結末には納得いかなかった(涙)
2周目を観てなんとなくあの結末にした理由は自分の中で納得いったけど、38度線の2人の別れに感情移入できないほど悲しくて…
と、話がずれそうなので元に戻します。

そして市場で迷子になるユン・セリ。
昔のことを思い出して泣きそうになるユン・セリの元へ、2話ではわからなかったアロマキャンドルを持って探しに来るリ・ジョンヒョク。
他の女性を心配して探しに行く姿にキュンとするおばさま達の気持ち、よくわかります(笑)
あんな風に一生懸命探されたいね〜
一途なところもまたリ・ジョンヒョクが人気な理由かと思います。

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第5話

ときめいたという話をしたら婚約者がいるから勘違いしないで欲しいと言うリ・ジョンヒョク。
でもそれにカチンときたユン・セリが男が韓国で何人も待ってると負けずに言う。
その発言がちょっと気に障るリ・ジョンヒョクがかわいいし、その後婚約者が帰ってきたことに気づかないほど馬鹿じゃないと言ってソ・ダンを見つけて狼狽るリ・ジョンヒョクもかわいい。
いや、完璧な人じゃなくてこういった抜けてるところがキュンとするところだよね。
そして気を遣ったユン・セリを自分の家に連れて行くところとか、その後もちゃんと家に入ったかずっと目で追ってるところとか、もうユン・セリが心配でたまらないのがわかる仕草にまたキュンとする。
それを無自覚にやってるだろうところかいいんですよね〜
ソ・ダンからしたらまーったくおもしろくないけど(笑)
私だったらめっちゃキレるわ。

そして初めて待たされる経験をするユン・セリ。
ユン・セリの気持ちはリ・ジョンヒョクからしたら読みにくいけど、見てると好きなのがバレバレ。
ただ、本人はあまり自覚してなさそう。
実際ユン・セリも真剣な恋をするのは初めてなんじゃないかと思うので。
今までヤキモキしたことも待ったこともない。
いつも自分が上の恋愛もどきしかしたことがなかったからね。

さてさて顔に出やすいリ・ジョンヒョクは第5中隊員にハートを出すユン・セリを見てすごくわかりやすく機嫌を損ねます。
やっぱりあの嫉妬の顔はかわいいよね。
母性がくすぐられる。
一途で嫉妬するのがすごくかわいいのです。
やっぱり人は自分だけを見てくれる人に好意を抱きやすいし、恋愛ドラマとしては鉄板なんだろうなと感じます。
あちこちフラフラ行く人は、人として信用ならないですからね。

さて、平壌に行くことになった2人。
相変わらずのユン・セリのわがままにも付き合ってあげるリ・ジョンヒョクやっぱりステキ。
そしてちゃんと聞いてくれることをわかっててわがままを言うユン・セリもまたかわいい。
ちゃんと坂を降りる時に支えてあげるリ・ジョンヒョク。
寝てしまったユン・セリにコートを掛けてあげるリ・ジョンヒョク。
こういう細かな優しさもすごく丁寧にリ・ジョンヒョクという人物を描いていると思います。
そしてここで出てきた「間違った電車が時には目的地に運ぶ」はユン・セリのことですね。
本当に北朝鮮という間違った電車に乗ってやって来たところが、運命の人と出会える目的地だったということです。

第6話

ここでも出てくるリ・ジョンヒョクの優しさ。
勝手に体が動いてユン・セリを守る。
そしてまたもや嫉妬するリ・ジョンヒョクがかわいい。 ク・スンジュンとの出会いは運命かも、って言った時これまでマジメにキリッと盗聴器を壊したりしてたのにムキになってク・スンジュンとは運命じゃないと言い張る。
そして自分が運命の相手とまで言いたげ、というか言ってるよね(笑)
自分にはソ・ダンという婚約者がいるのに、元婚約者が出てきただけでムカムカしてると思われるリ・ジョンヒョクやっぱりかわいい。

そしてク・スンジュンが出てきたことでユン・セリを好きな気持ちを眼差しやスキンシップから隠せなくなるリ・ジョンヒョク。
仕舞いには「俺が見えるところにいてくれ、いたら安全だ」とか、彼氏なんですかね!?
そうなんですかね!?
ってなくらいユン・セリ大好き。
いや〜お互い好きなのにこの友達以上恋人未満な感じ、キュンキュンしていいですよね〜
その後2人で飲みながらご飯を食べて、ユン・セリが酔っ払ってリ・ジョンヒョクの肩にもたれかかって「幸せだ」って言う時のあの!!どうしていいかわかんないリ,ジョンヒョク!!
さすが母胎ソロ!!
逆に韓国編のぐいぐい具合が驚くくらいウブよねウブ。
確かにあの広い肩はなんのためにあるのか…
そして結局ユン・セリとの最後の別れでも、ユン・セリが抱きしめてとストレートにお願いするのに抱き締めないリ・ジョンヒョク。
ここは…別れ難くなるかならかなぁ、とか、裏で結局見守ってるからかなぁとかいろいろ考えましたが、たぶん自分の気持ちを自覚できてなかったからでは?という風にも思います。
気にはなるけど…抱きしめて欲しいと言われて固まってしまった説の方が大きい。
だからこそこの後の展開ではガンガン責めるリ・ジョンヒョクに変わったのでは?と思いました。
「見えてる間は守ってやる」なんて約束したなんて言うけどさ!!
代わりに撃たれてまで守るとかどんだけすごいのよ!!
それなら別れる時に抱き締めてもよかったよ!?
ね??
まあこんなことまでされて惚れない人はいないでしょう。
顔も好みだし。(何回言うんだと思うけど、大事なことだよね。)

…と長らく書いてきましたが、恋に落ちた考察はこの話までで終わろうと思います。
だって命を賭けてまで守っちゃうくらい好きなんですもん。
そして次の話ではユン・セリも帰ることを諦めるくらいリ・ジョンヒョクのことが心配でキスまでしちゃうしね〜
リ・ジョンヒョクはソ・ダンに結婚できないと言うくらいだから。

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『愛の不時着』が人気な理由を考察する

さてさて、ここまで恋に落ちた経緯を考察してきたわけですが、今度はここまで『愛の不時着』が人気の理由を私なりに考察してみたいと思います。

伏線のあるストーリー

ドラマとして伏線を楽しむドラマではないのですが、所々「前に言ってたよね?」みたいなセリフが出てきます。

例えば3話で哀悼期間は6ヶ月だと言った話をセリがしていましたが、その話をしっかり覚えてたリ・ジョンヒョクは韓国に行った時にその話をユン・セリにします。
また、5話で横も見ないでまっすぐ運転する話をユン・セリがしましたが、それをしっかり覚えてて最終話のメッセージで送るリ・ジョンヒョク。
昔からユン・セリがいろんなことを言っていたのを覚えてるんですよね。
そういった話を跨いでいろんなセリフを回収していくのがこのドラマのすごいところだと思います。
あとは2人の過去話とスイスでの出会い。
所々ヒントを少しずつ出して行って、繋がっていたことがわかるのはすごいなぁ、と。
まあ現実的にそんな運命の出会いなんてある!?って思っちゃいますけど、そこもうまく少しずつ散りばめて描いていることで、観ているこちら側が世界観にうまく入れるようになっていると思います。

脇役の強さ

なんと言っても、このドラマのいいところは脇役です。
この脇役がいなければここまでおもしろくなかったと言っても過言ではありません。
私も多分、ユン・セリとリ・ジョンヒョクのラブシーンだけ観せられてたら観続けてなかったんじゃないかな、と思います。
すべては脇役が作ったも同然だと思えるくらいです。
特に第5中隊メンバーと北朝鮮のおばさま達。
もうこの人達抜きでは語れないでしょう。
いいとこ取りで2週目、3週目を観てる時も、この2組の場面は絶対観ました。
シリアスな場面や泣ける場面が多いこのドラマの癒しなんです、この2組。
ただただ泣けるだけなら、このコロナ 渦でここまで観られたか?と思います。
やはり笑って人間にとって大事だと思ってて、泣いても笑いを忘れないそのドラマの作りが非常に秀逸だったなと思います。
この2組がなければ成り立っていないドラマです。

特にみんなが大好きピョ・チスには私も泣かされた1人(笑)

第5中隊員全員がいい味出してて大好きなんですが、ツンデレなピョ・チスは本当に観ていておもしろい。
あんな人周りにいたらただただウザいだけなんだけど、ツンデレ具合を周りがみんなちゃんとわかってて、つっこめる間柄なのがいい。
こっちも安心して観られる。
ツンデレだから、ユン・セリのことが心配でもそれをうまく表に現せられないのがまたかわいい(笑)
…とピョ・チスの魅力を語り出したらブログ1記事書けるレベルである気がする(笑)
ピョ・チスみたいな人と恋に落ちる話を描いても絶対キュンとくる自信があるくらい、魅力的なキャラです!
こういう、脇役1人1人を愛せるドラマって本当に作りとしてすごいと思います。
普通はあまり印象に残らないのに、その辺がこのドラマが人気の理由だと思います。
愛せるキャラがたくさんいる、そして笑えるっていうのはこのコロナ渦で求められてたドラマではないかな、と。

そひて北朝鮮のおばさま方も同じくらい大好きです。
あの、胃炉端会議の場面なんて現実で自分が遭遇したら絶対嫌な部類ですが、それすら愛せるというか(笑)
その後表面的な付き合いじゃないのがわかってくるのもよくて、ピンチの時には助け合う古き良き時代を懐かしく思わせる集落の作りだなと思います。
昔の日本っぽいですよね。
本当におばさま達も1人1人味があって大好きです。

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ク・スンジュンとソ・ダン

最後にこの2人について語りたいと思います。
上でも書きましたが、1周目はク・スンジュンが死んだことに納得が行きませんでした。
ものすごく。
だってその後のリ・ジョンヒョクとユン・セリの38度線の別れがどうでもよくなるくらい(笑)
いやマジでそれくらいこの2人のカップルも大好きになって。
特にソ・ダンに肩入れしました。
強がってるお嬢様だけど、本当は一途にリ・ジョンヒョクを想う1人の女の子。
芯が強くて魅力的で、でも弱さも持ってる彼女にはどうしても幸せになって欲しかった…
なんでク・スンジュンを死なせてしまうんだと脚本家を恨みました(笑)
でも、後々脚本家の意図がわかった気がして。
最終話でソ・ダンが言ってたように、「未婚や非婚が最先端」なように、いろんな生き方があっていいのを体現したのかな、と。
誰か1人を想って結婚せずとも人生を楽しむ。
この生き方を肯定するのは今の時代に特に大事だよな、と。
ドラマとはいえ、全員恋人とハッピーエンド!というよりかは、いろんな生き方を見せたかったのかと思えるようになって納得しました。
私の中でも誰かと結ばれて結婚して子どもを産むのが幸せだという固定概念がまだあったことを自分でも気づきました。
現実ではいろんな生き方があってもいいとは思ってましたが、それをドラマの中では求めていなかった矛盾。
やはり固定概念は強いなと感じた次第です…
なのでこれに気づいてからは、2周目も悲しいながら2人の様子を愛おしく観られるようになりました。
ソ・ダンにはこれからも幸せに生きて行って欲しい。
あのお母さんもいいキャラだし、きっとあのお母さんとなら幸せになれそうだと思います(笑)

はー…
ここまで時間を掛けてブログ記事を書いたのは初めてかもしれません。
いいとこ取りとはいえど、2週目・3週目を観させる魅力のあるドラマでした。
ラブストーリーを毛嫌いしてる人にもぜひとも観ていただきたい。
ラブストーリー以外もめっちゃおもしろいので。
というくらいおすすめのドラマ になりました!
あ、このドラマが好きな方は『王女未央』も好きかもです。
こちらもおもしろいのでぜひ観てくださいね。
2020/06/10時点でAmazonプライムNetflixで観られますよ!

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*1:私はこの裏側のストーリーがあることに途中から気づいたので2周目で初めて知ったことがあります(涙)皆様は最後のエンディングまで毎回観てくださいね!