エルピス第7話感想 - えーこのドラマ記録

組織の大きな闇というけれど、結局は小さな誰かを守りたいという正義の積み重ねなのではないかと思う。

守るためなら誰かを犠牲にしても心は痛まない。
だって知らない人だから。
権力者であればあるほどそれは起こしやすいのかもしれないけど、下っ端だってそれをやっている。
組織が決めた正義だから。
でもその組織がダメだと思えば自分は正義ヅラして動き出す。
「俺はダメだと思ってた」
なんてしれっと言って。
でも自分の利益になることはする。
マスコミも同じ。
私たちも同じ。
少なからず自分の正義の名の下生きている。
そこに良心の呵責があるかどうか、耐えられるかどうか。
良心の呵責があったとしてもそれを納得させられる言い訳があればその呵責も心の奥に封じ込められる。
そんな人間の泥臭い部分が出てるドラマだなぁと改めて思う。
浅川さんと岸本は寂しさを埋め合うんだろうか。
そして村井さんの活躍を私は心から願っている。
いや、このドラマは本当に骨太でおもしろい。
視聴率では他のドラマに及ばなくてもおもしろさは断然こっちの方が上。
こういう骨太ドラマもっと見たい。