女性陣に胸打たれるドラマだった!!
※画像は公式微博*1からお借りしています。
これまでのあらすじネタバレ感想はこちら↓
総括
久しぶりに続きが気になるドラマで、wetv作品は自動翻訳ができないため超前を買わないのが基本なのに超前を買ってしまったほどの本作品。
主人公の寒雁は生まれた時に赤脚鬼と呼ばれ不吉な赤子として家から追い出され澹州の親戚の家に預けられる。
そこで17年間不遇の時を過ごし、ようやく生まれた実家に戻って来る。
しかしその実家はやはり歓迎してくれるわけもなく、寒雁には厳しい現実が待っていた。
そんな始まりのこのドラマ、復讐がテーマ。
実家から捨てられることになりその原因を見つける復讐から始まり、女主以外の復讐も描かれる。
男主の雲夕は寒雁の腹違いの姉、語琴と結婚し娘が1人いるが語琴とは死別している。
大理寺に勤めるものの、語琴の死も謎が残る状態。
寒雁を唯一暖かく迎え入れたのは父親の仕洋で、役所勤め。
ただ、仕洋はかなりの曲者。
次に優しかったのは仕洋の側室、如音。
優しさには裏があるのがこの家族。
如音もまた裏がある。
如音の娘で寒雁の腹違いの姉妹である語山は最初から寒雁を敵対視するものの、頭はそこまで回らないタイプ。
中の人はいろんなドラマで嫌な女を演じてるので身構えたものの、嫌なことはしても粗があるからそこまで憎めない。
如音にはもう1人息子がいるが、あまりストーリーとしては語る部分がないため割愛。
そして寒雁が戻ってきたことに1番嫌悪感を示したのは母親の惜文。
惜文は寒雁が生まれた時に足を悪くしてしまい車椅子生活。
惜文の中の人もいろんなドラマで見るものの、過去一怖い役柄だった…
鬼気迫る演技だけでも見るべきだと太鼓判を押したい。
さらに寒雁と澹州時代に親しくなった剣客、柴靖が物語に大きく絡んでくる。
この物語は復讐がテーマなだけあって、復讐に至る感情的背景を非常にうまく描いていた。
特に女性陣。
私はこのドラマは女性のためのドラマだったと言っても過言ではないくらい、女性の感情をうまく描いたドラマだったように思う。
だからこそハマった、というのもある。
残念ながら主cpにはハマらず、男主はいなくてもよかったレベル。
同じようなことを言っている人がいたので、このドラマは女性達のドラマだったのだと思う。
男主は演技の問題なのかキャラ設定の問題なのか、どちらもなのか…は判然としないけど魅力的ではなかったのは事実。
そこがよければさらにハマっていた可能性はある。
と、魅力のなかった(失礼)男主は置いておいて、女性陣の話に移ろうと思う。
まずは寒雁と柴靖。
澹州で寒雁に救われた柴靖は寒雁についていきいくつも寒雁の危機を救う。
この2人が最初に胸打った組み合わせ。
柴靖→→→→→→→→→←寒雁というレベルで柴靖の寒雁への想いが強い。
でも雲夕との未来が見えたため柴靖は自ら身をひいてしまう…
私はここが1番ショックだった😭
あれよ、男主2が好きで結ばれて欲しかったのに男主2が身を引いちゃった時のショックと同じ😭
それくらい2人の関係が大好きだった…
個人的にみんな死んで寒雁と柴靖2人幸せにいきましたエンドでもよかったレベル←
それくらい柴靖の自分が死んででも寒雁を守ろうとする熱い想いが大好きだった。
そして次に胸を打ったのは寒雁と惜文の母娘関係。
惜文は寒雁を殺したいほど憎んでいた…そう思ってたのに…
ここの親子愛は本当に泣けるので見て欲しい。
詳細なネタバレは避ける。
そして惜文にも寒雁と柴靖のような友情があって。
その相手が苗貴妃。
途中少ししか出てこなかったのに2人の関係には涙したよね😭
そしてずーっと寒雁の敵でしかなかった語山と如音。
でもこの2人が最後変わったところは非常に好みだった。
これまで散々ひどいことをしてきたのものの、それはある人が原因だったわけで…
憎むほど嫌なキャラでもなかったのもあり、後半男主との絡みが増えて飽きてきた←ところをこの2人が盛り上げてくれた👍
ネタバレしない範囲で語るとちょっとわかりにくいし、自分の胸にきた部分をうまく言葉にできないのがもどかしいものの、このドラマは女性の親子愛、友情愛がすばらしく胸打つものだった、ということを伝えたい。
男主に期待して見ない方がいいかな😂
男主を好きな人には申し訳ないけど、周囲も男主より女主達の感情ラインに反応していた人が多かったので。
ただ、ラスボスは見応えあってよかった👍
本当に腹立つくらいクソで、終わり方含めばっちりだった👏
男主を除けば非常に楽しめた作品。
おすすめです。