えーこのドラマ記録

趣味の海外ドラマ(たまに日本ドラマ)のネタバレと感想を綴るブログ。最近は中国ドラマにどっぷりハマっているので中国ドラマ記事が多め。

誤解だらけの人工知能感想

久しぶりに仕事関係の記事です。
Twitterでフォローしているマスクド・アナライズ氏のツイートを見て興味を持った&わが社でも「AI!IoT!機械学習!」とかよくわからず言ってる人が増えてきたので、ざっくり勉強しようと思って「誤解だらけの人工知能」を読んでみました。
ちなみに私は大学で機械学習の論文を読んでおり、機械学習についてはなんとなーく知識がある感じのレベルです。
かといって大学では論文を読んだだけで手を動かしてない実務に乏しい感じの残念な人間だったので、本当に薄ーく知識があるだけのなんちゃってであることは周りとあまり変わりがありません…
しかも高校時代は数学が大の苦手で、機械学習の数式はさっぱりな人間です。
その前提で感想を書きました!

誤解だらけの人工知能まとめ

ツイートしながら読んでいたので、ポイントとなるところについてはツイートを貼り付けます。
プラスして印象に残ったところを追記していきたいと思います。

人工知能ってなんだろう、と私も常々思っていましたが、この本を読んでわかったことが人によって定義はバラバラということ。
著者の田中氏は人工知能とはディープラーニングそのもの、と定義づけていますが、他の人の定義ではディープラーニングとは限らないというのが困り物です。
なぜかというと本にも書いてありましたが、ただのルールベースのプログラムでも「人工知能が考えて答えを出しました!」のように発言する人がいること。
IT関係の人でもぼんやりとしか人工知能をわかっていない私みたいな人がいるのに、「IT?なにそれ?」という人が人工知能かルールベースのプログラムかなんて見分けがつくわけがないのです…
ですが、現状は人工知能の定義が曖昧でしかも技術が発展すればその定義も変わっていくだろうという難しいものだということがこの本でよくわかりました。


これだけで日本が競争で負けそうなことがわかる一文。
本当に会社のお偉いさんに読ませたいです…
これ読んでわかってくれる人いないかなぁ…
ただ、田中氏は人工知能ブロックチェーン技術が今後結びついて活用されていくだろう、と予測しており、ブロックチェーン技術については日本は世界の先頭の方にいるとのことでしたので、そこだけ希望が持てました。
ブロックチェーン技術はいろいろお騒がせの仮想通貨の件で盛り上がってますが…

この間タイムリーに説明できる人工知能として電通国際情報サービスが販売権を取得したとニュースになっていました。

monoist.atmarkit.co.jp

どの程度のものなのかわかりませんが、着々と技術が進歩しているのがわかります。
※ただ日本が開発したのではなく、販売権を取得しただけなのがこの本の予想通りでした。

感想

この本、とても読みやすかったです。
本にも書いてありましたが、人工知能の本は「わかりやすいが技術的に説明が乏しい」か「技術的に説明が詳しいがわかりにくい」2パターンが多いのだそうです。
ですがこの本は読書のスピードが遅い私でも3時間ほどでサクッと読み終えることができました。
そして平易な言葉で書いてあるので、IT系の人なら難なく理解できるレベルではないかと思います。(あくまで個人の感想です。)

Twitterにも書きましたが、今後人工知能がますます仕事や生活に必要不可欠になるにあたり、どういったものか肌感覚で理解することは、1IT技術者として必要だなと改めて思えた本です。
ですのでこの本を読み終えてすぐに、うだうだ悩んでいたPCの買い替えを行いました。
そしてPythonでプログラミングできる環境を入れて、少しずつはてブの「あとで読む」タグをつけていたAI・機械学習記事を読み始めながら手を動かすことを始めました。
私はおそらく「自分を売り込む仕事」ができないと思うので、少しでも人工知能などIT技術者として仕事をしていきたいなと思います。
それには高校でやってこなかった数ⅢC、統計学の知識が全く無いので勉強をしないといけないのですが…
2人目を産んで、自分が産む子どもはこれで最後かなと思っているので、自分の将来を見据えて勉強を始めようと思います。
モチベーションの維持が1番難しいですが、頑張らないとーと思う次第です。 勉強を続けてそのことをブログにできたら1番いいな…(ただ挫折したことがあるので*1今度は失敗しないようにしないと…)
仕事・育児をしながらモチベーションを保ちつつ新しい勉強するの難しい!!

あ、最後は1人語りになりましたが、この本はわかりやすいので人工知能が気になる方はぜひ読んで見てください。

*1:もう1つプロジェクト管理の勉強をするためのブログを作ったのに途中までやって結局やめたことがある…今はそのブログを別で活用しようと思案中。それも今途中になっててだめだめなダラです。