ダメ父、ダメ男にイライラしながらも観続けるのかな。
ドラマ冒頭で見せた家族愛の語らいから一変。
この笑顔はすぐに嘘だとわかる。
未知留の態度、温人の態度、写真。
家族の愛などすべてが虚構だと感じられる数々の証拠。
娘が誘拐されたと連絡があっても煮え切らない態度の温人に怒りを露わにする妻。
温人に苦労を掛けられている共同経営者。
娘の誘拐と並行して会社も危険な状態。
温人と不倫をしている可能性を匂わせていたとも思える発言があったので、この女も犯人の可能性がある。
温人の会社を虎視眈々と狙うライバル会社の社長。
自分の利益のために誘拐を仕組んだ可能性がある？
そして未知留が呼んだ2人の男。
左側の東堂は昔同様の手口の誘拐に関係していた？とここにも可能性のある人物が。
過去に誘拐事件の捜査経験がある葛城。
彼もまた味方と思わせておいて…と怪しい要素はないわけではない。
結構演技派が多いこのドラマ。
テンポもよくてそこそこ楽しめた。
違和感もなかったわけではないけど。
演技派が多い中でサンドウィッチマンはちょっと浮いてた感じがあったし、多部ちゃんも小学生の母親としては若過ぎ感があって違和感は拭えなかった。
あと、どうみてもダメ親、ダメ男っぽい温人が娘のために真剣になったタイミングもこちらとしては今ひとつしっくりこなかった。
自分で設立した会社も人に丸投げしてどうにかしようとしない姿はそう簡単に直るものでもないと思ったのでお金を集めに行ったのも、その後助けようと思ったのもあまりしっくりこなかったかな。
ダメな人間が早々簡単に変わるわけないと思ってるから。
あまり愛情がなかったのであれば、ここまで本気になるものだろうか、といった違和感は個人的にはあった。
普段の生活とのギャップがあり過ぎるというか。
ダメな男はピンチのときもダメなままだと思うので。
ドラマだからしょうがないし、すごく違和感があるか、って言うとそこまででもないけど。
たぶん、ダメ男を二宮和也がうまく演じすぎてるのはあると思うな。
だからこそダメ男はそんなに簡単に変わんねーよ、と思ってしまうわけで。
どちらにせよ私が好きな俳優さんも何人か出てるのと、テンポがいいので視聴継続予定。
賀来賢人はTOKYO MER以来だけど、全然違う役柄なので楽しみ。
どっちかって言うと今回の役柄の方が似合ってるよね。
玉木宏のあの渋いいい親父感、すごく素敵なのでそこも楽しませてもらおうと思う。
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