えーこのドラマ記録

趣味の海外ドラマ(たまに日本ドラマ)のネタバレと感想を綴るブログ。最近は中国ドラマにどっぷりハマっているので中国ドラマ記事が多め。

鶴唳華亭・鶴唳華亭外伝 総括

総括的な感想が長くなりそうだったので別記事にしました。

中国ドラマ『鶴唳華亭 ~Royal Nirvana~』蕭定權 顧阿寶/陸文昔 OST CD Soundtrack CD1枚 13曲 羅晉 李一桐

『鶴唳華亭外伝 ~別雲間~』を観るには?

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調べてみたら総括記事はドラマ単体ではオスマン帝国外伝以来。
ドラマのタイトルに外伝がついててなんだか共通項を感じるわ。
たまたまだろうけどw
私の大好きな慶余年ですら総括記事を書いていなかったので、このドラマは違った意味で特別なドラマだったな、と実感。
観終わった直後にいろいろ考えることが多くて、たぶんこれから書く感想や考察も支離滅裂だったりわかりにくかったりすると思うけど「読んでやるか~」って人は先へお進みください。
当たり前ですけどネタバレ満載です。

まず、他の人のブログやツイートでもあるようにこのドラマは文昔とのラブストーリーではなく、睿鑑と定権の親子の物語だったと思う。
もちろん、ラブストーリーとしての側面はあった。
でもやっぱり主眼はそこじゃない。
全体を通して観てわかったこと。
睿鑑の人生を考えないことには定権とのことがわからないということ。
ずっと続けて観てると気づかないことも多かったけど、全話通して明かされた睿鑑のことを考えると睿鑑はたぶん「周りからの愛を得られなかった人」なんじゃないかな、って思う。
皇太子は別にいて、帝位は顧家の後ろ盾で得られた。
とすると、完全に帝位簒奪者。
そして皇后になった愛する女性は長男になるはずだった子どもを流産。
おそらくいろんなことが重なって皇后との距離が離れたけど、「顧家の後押しで」定権が生まれる。
定権が生まれたときはうれしかった、って睿鑑は言ってたけどそれもおそらく束の間。
自分が帝位簒奪者になったのであれば、今度は奪われる側。
そして定権の後ろ盾は自分の後ろ盾だった人。
自分より血が繋がっている定権を大切にするのは当たり前。
だからすぐに脅威になる。
そして距離を置き始めたけど、定権は周りから愛される。
睿鑑が得られなかった皇太子の座と、(おそらく)周囲からの愛。
自分が持っていなかったものをすべて持っている、そして成長するにつれ明らかになってくる賢さ。
思林そっくりだと思い、さらに脅威に思い誕生日も知らない父子関係が出来上がる…
私が想像するにやはりこれが原因だったのではないかな、と。
最初は定権の母親である皇后との間になにかあったかと思ったけど、それも間違ってはいなかったもののそうではないな、というのが結論。
いろんなことが重なってこの結末になったのでは、と。
背景としては個人的にこれで納得。
でもやっぱりもっと早く…早く睿鑑と定権が父子の関係になれていればこの結末にはなっていなかったのでは、と思わざるを得ないのよ。
亡くなった定権に扉越しに語りかけていた睿鑑の言葉をもっと早くに聞いていたら…
廃太子になったとしても生まれてくる子どもと文昔のために生きようとは思ってくれたのでは…と思わざるを得なくて…
定権の選択は納得できるんだ…
皇太子である自分を守るために大切な人がみんな死んで、その皇太子の座を守れなかったら自分の存在意義はないと思うのはわかる。
わかるんだけど…
でもそれでも違った生き方ができたとしか思えなくて…
ドラマとしてはある意味美しい終わり方だったけど。
文昔も後を追ったと思われるし、睿鑑もかなり変わったしね…
このまますんなり定権と文昔の子どもが跡を継げるかわからないけど、睿鑑はきっとその約束を守ってくれると信じてる。
それくらいたくさんのものを睿鑑は失ったから…
今これを書いてる間も泣けてくる…

考察としては以上。
なぜこんな総括をしたかというと、もうおそらく2度と観ないからw
大好きなドラマは2周することもあるし、このドラマも伏線や理解できなかったところが多々あったから見直したいのは山々なんだけど、いかんせん鬱ドラマすぎてw
もう観ないと思う…
2周目したら感じることもまたあるだろうけど、それでもやっぱり…観たいとはならないのがこのドラマ。
それほどまでにつらすぎた。
よくもまあここまで鬱ドラマにできたな、と思うくらい。
こんなに男主が泣いて、女主が痛い目に遭うドラマ観たことないよ…
たぶん今後もないだろうし、あったとしても観たくないわ…
それくらいつらいドラマだった。
途中の退場者でも悲しいことが多かったけど、最終回付近の怒涛の退場具合もつらすぎたわ…
みんな退場の理由は理解できるんだけど…
それでもこのドラマとしてもう少し希望を持ちたかった。
幸せを見せてほしかった…
それくらい、しんどかったのよ…
脚本としては抜群にすばらしいけれど、そういった点がいい点でもあり悪い点でもあったドラマだった。
絶対他の人にはおすすめしないw
つらいドラマを観たい、って言われたらおすすめするけどw
たぶん今後もおすすめすることはないと思うw

ということで総括終わり!
いい意味で印象に残ったドラマだった。
ルオ・ジン、王女未央以来だったけどまた最後死んだから次は死なないドラマが観たいw
リー・イートン、最近たくさんお見かけするけど、このドラマの演技はすばらしかった。
やっぱり演技達者だな、と思わせる主役2人に、周囲のオジ様達も演技達者な方たちばかりでそれがまたこのドラマのいいところだった。

もしこの感想を読んでも観たい方がいるならば、ラブコメと交互に観ることをおすすめしますw

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