久しぶりに仕事関係の本をご紹介。(毎回仕事関係の本の時は久しぶりって言ってる…)
昔Kindle Unlimitedを無料体験したことがあるのですが、再度無料体験できるようだったので加入。
人工知能関連の書籍もそれなりにあったので片っ端から読んでる今日この頃。
まずは軽めの『マンガでわかる人工知能』を読んだのでそのまとめと感想を!
目次
まとめ
#マンガでわかる人工知能 読み始めた。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月19日
・Googleが検索結果を表示させるために使っているAI技術は「機械学習」でその中でも「ディープラーニング」が応用されている。
この本では『AI技術』として機械学習を紹介してる。やっぱりAIの定義はバラバラなのね。
・「機械学習」は大量のデータである「ビッグデータ」の「分析の仕方」をコンピュータに学習させ、人の手では難しい膨大な作業を短時間で行わせる。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月19日
・Amazonのレコメンドエンジンで使われてるのは「協調ベースフィルタリング」と「コンテンツベースフィルタリング」。
・AI技術を使ってチャットボットの開発も進められている。パーソナルアシスタントやコールセンター代わりに今後なっていくだろう。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月20日
・AIとは人間の知能そのものをコンピュータ上で再現するシステム。
・AI技術とはAI研究から生まれた人間の知的機能を代行する技術の総称。
・今のAIは特化型人工知能と読んだ方がよい。調べる、計算する、予測するなどに特化して人間の想像できないスピードでできるのがAI。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月20日
・人間のように十分に広範な適用範囲と強力な汎用化を持つ人工知能を汎用型人工知能と呼ぶ。
・人工知能(AI)とは、「人間の知能そのものをコンピュータ上で再現するシステム、まだその研究から生まれた、何かに特化して人間の知的機能(調べる・計算する・推測するなど)を代行し、自ら学習しながらコンピュータ上で実行していく技術の総称」。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月20日
・「強いAI」は「汎用人工知能」、「弱いAI」は「ある領域で人間の知的機能(調べる・計算する・推測するなど)をコンピュータがはるかに優れた能力で代行すること」など今報道されているほとんどのAIに関する事項。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月20日
・第三次AIブームが起きたのは
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月20日
1.コンピュータの性能が急激に向上
2.スマートフォンの普及とビッグデータの取得
3.「機械学習」の進化と「ディープラーニング」の活用
・「機械学習」とはコンピュータに知識を学ばせる技術。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月20日
・コンピュータに学ばせるために「判断するためにどこに注目すればいいのかというポイント」を教えてあげる必要があり、それを「特徴量」と言う。
・AI自身が特徴量を見つけ出し、設定することができる「ディープラーニング」が出てきた。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月20日
・ディープラーニングは「ニューラルネットワーク」の活用と関連する。
・強化学習とはコンピュータに試行錯誤を無数に行わせ、その中から正解を見つけ出す仕組み。
・正解がわかったら報酬を出すようにする。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月20日
・ディープラーニングと強化学習の組み合わせを「深層強化学習」と呼ぶ。
・「大人の人工知能」は推論を行うことを目的としたもの。
・「子どもの人工知能」はものづくり中心の人工知能。
・ディープラーニングは分類のための特徴を見つけているだけ。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月21日
・機械学習なら「売れる客」か「売れない客」か分類することしかできない。
・試行錯誤や問題解決はAIにはできない。
・AIによって人間は「低レベルの知的産業」から解放される。
・単純な知的作業はAIにやらせる。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月21日
・人間の仕事は「上」の経営レベルを考えられる仕事か、体を動かす「下」レベルの仕事になっていく。「真ん中」はAIに置き換えられる。
・上位の知的労働につくためにはもっと専門性を高める。
・お客様が1万人いて、その方々に最適なタイミングで製品や情報をプッシュするのは人間にはできない。マーケターがAIに指示していけるようにならなければならない。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月21日
・AIを使うにはAIについて知っておく必要がある。大事なのは「人工知能をひと言で語ろうとしないこと」。
・企業でネックなのはマネージャークラスの人間。環境が変化しているため勉強しないとついていけなくなっている。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月21日
・AIの活用事例、他人の成功例を聞いて表面的に理解しているだけではダメ。
・今のAIはデータが大量に集まったことによってできたこと。既存の事例が世の中にないとわからない。今のAIは「ものすごい情報検索」。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月21日
・人工知能が戦争を起こして支配することは当面ありえない。
・映画に出てくる知能を持ったロボットはなぜか人間に近い形をして人間の言葉を話しているが、そんなことをする必要はなく、電波で会話内容を通信すれば一瞬で終わる。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月22日
・人の形をしたロボットを持ち出すことで誤解を生み出し、あたかもAIが人間みたいだといった勘違いを生んでいる。
・日本でAIに労働を奪われる心配をするのはナンセンス。労働人口率の減少がAIの導入より圧倒的に速いため。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月22日
・検索エンジンはAIであり、我々はすでにAIの恩恵に預かっている。
・AIにもパーソナルな領域を支えるAIとインフラを支えるAIがある。
・インフラを支えるAIは大手企業にしか手を出せないだろう。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月22日
・日本がAIやロボットを活用して少子高齢化に対するロールモデルを作って海外に輸出すべき。
・これからはAIをパートナーにした人が勝つ。
・コンピュータやインターネットが登場した時にも、それらを味方につけた人が勝った。AIでも同じことが起こるのではないか。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月22日
・自分が仕事をしている業界でのAI活用法が見つかっていないならチャンス。
・AIに個人情報を渡すことで対価として便利さが得られる。
・哲学とエンジニアリングどちらも必要。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月22日
・汎用人工知能には2種類ある。
1.これまで積み重ねてきたAI技術が全部混ざったような人工知能
2.脳の機能を全部実現した全知全能の人がみたいな人工知能
・人工知能は現実をデータ化した後に活躍できる。
感想
#マンガでわかる人工知能 読了。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月22日
体系だった知識として人工知能を学ぶにはモヤモヤが残るけど、人工知能は明るい未来をもたらす、という点についてはよかった。
あとでブログにまとめよ〜
Twitterにも書いたように、知識について体系だっていない印象。
人工知能・AIについていろんな定義が出てきたものの、「機械学習との違いは?」「汎用型人工知能って言うけどそれとディープラーニングとの関係は?」と疑問が出る感じ。
その疑問については昔読んだ本がわかりやすかったので、なんとなくわかってはいるものの、本の中に出てくる用語が各章でとっ散らかって整理されてない印象を受けた。
※昔読んだ本
Twitterでもつぶやいたけど、
うーん…マンガでは確かに身近なAIとしてGoogleの検索だとかAmazonのおすすめを紹介してたけど、いきなり協調フィルタリングとかコンテンツベースフィルタリングを機械学習とディープラーニングの話と混ぜてくるのはちょっといただけないな…
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月19日
こんな技術が使われてますよ!の紹介なのかもだけど、機械学習と協調フィルタリング・コンテンツベースフィルタリングが同列に語られているような印象を受ける。
— えーこ🌗 (@pm_poupe) 2019年1月19日
協調フィルタリングとかはあくまでアルゴリズムの一種で、機械学習はさらに概念として上のはず…
この後説明あんのかなぁ…
この辺が結局わからぬまま、用語が出て終わりだったので残念な印象。
なので、AIについて体系だって技術的に理解したい人は上のブログ記事で挙げたこちらの本をおすすめ。
よかったことももちろんあって、「AIが人間の仕事を奪う!」という報道等々の傾向に対して、「AIはきっと明るい未来をもたらす」のテーマのもと書いていたのはよかった。
センセーショナルに「人間の仕事はなくなる!」なんて言っておらず、識者のインタビューも挟んで書いていたのは納得感があった。
本書にあった『日本は労働人口が激減するからAIに頼らないなんてナンセンス』は本当にその通りだな、と。
データ収集や分析なんかはAIにお任せして本質的なところの仕事ができるのはいいことだと思う。
ただ、「単純な仕事をしていたい」と思う人には厳しい時代になるのかも、というところはある。
AIと共存するために勉強しなければいけないのは事実かもしれない。
なので、IT関係である程度AIの知識がある方は本書のインタビューを読めば事足りるかな、と。
インタビューは日本デジタルゲーム学会理事の三宅陽一郎さんと明治大学理工学部情報科学科教授の高木友博さん。
マンガは…読まなくていいかな。
ありえない展開すぎてw
編集者の主人公がAI研究をしているお兄ちゃんに取材して、「AIを取り入れるべきです!」って会社で訴えてうまくいく、そして最終的には会社の経営者にならないかと誘われ、お兄ちゃんからは立ち上げる会社の社長になってくれないかと言われる。
どんなサクセスストーリーだよ!って感じ。
まあフィクションなんでね…
ただ現実味がないなぁという感想を抱いたかな。
なのでこの本は
「AIのことなんにもわからないけど仕事奪われるんでしょ?不安!」
「AIが明るい未来をもたらすの?」
「AIがどういうものか全くわからない…」
って方におすすめ。
あと、興味を持った方はKindle Unlimitedの無料体験の間に読めるボリュームなんで読んでみるといいかも。
私は無料期間の間にできるだけ人工知能関連の本を読むつもり。
無料期間が終わったら継続するかはまた考えよう〜
興味を持った方は↓のリンクからどうぞ〜
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